top of page

待望の雪、とは言え。

  • 執筆者の写真: Daisuke Shirakawa
    Daisuke Shirakawa
  • 2020年12月18日
  • 読了時間: 3分

今年一発目の雪が、鳥取にも来ました。


ree

日本海側はなかなかの降り方です。




ree

雪の序盤。

3年前の大雪では、ここに軽トラを置いといて、半分以上埋まり、

屋根からの落雪等も追い打ちをかけ、脱出に半日近くかかったので、

この度は早めに裏へ避難。



ree

ree

どっちにしろそこそこ大変でしたが。




ree

除雪機ってすごいですよね。

(その後の手作業の無力感といったら)



前回のブログでも書きましたが、

11月は結構天気が良かったので色々忙しく肉体労働に勤しみ、

12月、ちょっと落ち着きつつありました。


が、ほんとにいつも不思議なのですが、

そのタイミングに、建設現場の解体の手伝いとかが急に入ってくるんですよね。


その他、謎の頼まれごと関係(←雑)で、いつのまにか時が過ぎていくのが

ここ1~2年。


でもまぁ、「春夏の白川さんには声かけれん」って言われることもしばしばなので、

反省しますよホント。


その反省から、冬はいろんなお誘いや頼まれごとをノーガードで引き受けがちで、

結局冬も忙しくなるという、もっとアタマ使えよって自分でも思う悪循環(笑)。


そんな中、忙しさの質が、適度に肉体労働入ると、僕としてはヨシヨシって感じなんです。


秋までに酷使している体を休める時期でもあるのですが、

休め過ぎたら春からがシンドイので、天気の悪い冬の山陰と言えども、いい具合に体を使っておきたいところです。

(お米の発送があるので30kgのものを運ぶという運動は確実にあるのですが)


そこへ、解体バイトからの、雪かき(笑)。

適度とは言えないボリュームの雪でございましたが(笑)、2年続いた暖冬の後の米農家、

この程度では弱音は吐きません。

3年ぶりのちゃんとした雪は、待望!です。



山にいっぱい雪が降って、

ちっさいイノシシが越冬できないようになり、

山に雪が多く積もることで、夏の水不足を緩和してくれるのなら、

雪かきくらいむしろハイテンションでやっつけます。



・・・みたいな話を近所のおいちゃんとしてると、「へぇ~そーなんか」ってリアクションもちょいちょい。

意外にというか、職業的に非農家が多くなってくると、ガチ農家の「あるある話」が全然通じなくなってくるんですね。


もう僕が病的なのかもしれませんが。


雪かきしてたら、人間ではない足跡を見つけ。

ree

え?こんな家の前にケモノ来る??

なんだろ?なんだろ?イノシシではない、シカでも無い。



・・・とか焦ってみましたが、

普通に考えて、「犬」ですよね。


周りには犬を飼っている人が結構いっぱい居て、我が家の前も散歩コースです。

犬より先に選択肢としてイノシシが浮かぶあたりがもぅ。。



そんな話の合わない米農家ですが、鹿野の城下町の方々はホントに優しくて、

色々助けてくれます。



前々からの雪予報で、これは強制的にステイホームだな…と思い、

鍋の具材を買い込み、米と鍋とイノシシ肉で耐え凌ぐ気合いでおりましたら、

なんと寒さでイノシシ肉が解凍されないという大誤算(笑)



ree

待てど暮らせど、冷凍状態。。


そこへ、近所のおばちゃんが、おでんの差し入れ(!)


ree

写ってないけど、お肉もあり、完全にメニュー変更。


その他、サラダとか煮物とか、完成品の差し入れが沁みます。。

ひょっとしたら差し入れで暮らしていけるのではないか…

ree

近所の方に飼われているという意味では、僕も犬です。



先月はイノシシを一頭も捕獲できず…というか忙しくてあまり頑張れなかったので、

当然の結果かもですが。

ということで、もうイノシシを減らすのは雪に頑張ってもらうしかない!という

お天気まかせ。


とはいえ、この度の雪は、農業用ハウスが壊れるという被害をもたらしました…

暖冬は暖冬で困るのですが、やはり自然の影響というのはそう都合よくいかないもので…


北陸や東北でまだまだ降るようなので、

災害級にならないことを願いつつ、なにとぞ適度に、という、

まったくもって人間都合の祈りで恥ずかしい限りですが。

Comments


bottom of page