「つぎコメ」プロジェクトって?
若手農家の活力が日本の活力となる!
コメ農家の後を継ぎ、次世代につなぐコメ。
つぎ込むお金はなくとも、継ぎ・次への情熱はつぎ込める!
「若手米農家と食べる人がつながって、お米をつなぐプロジェクト」始めました。
このマークをいろんな若手生産者に使ってもらいたい!
そして「このマークのあるお米を選ぶ、という買い方もアリだね!」
っていう生活者の仲間を作りたい!
どうぞ応援してください!
主食の自給力は、このまま維持できるか?
日本の米自給率は、現在ほぼ100%!
すごいことです。
食料自給率がカロリーベースで40%と言われている中、100%ですから。
しかしこの100%は、どうも色々危なっかしい100%のようです。
その昔(と言っても戦後ですが)、米が足らず、たらふく食べたい!
ということで、みんなで増産を目指しました。
その過程でいま改革で話題の「農協」が流通の中心的役割を果たしてきました。
基本全量買い取ってくれるんです。
よっし、いっぱい作ろう!となります。
ついに、米の自給率は100%になりました。
その頃、皮肉にも日本人は米に憧れなくなりました。
食生活が変化したのです。
人ひとりがご飯を食べる量は、どんどん減っています。
そうすると、米は自給力100%を超えて、「余ってる」状態になります。
以前と比べて、米農家は儲からなくなります。
田舎から都会への労働力流出は止まらず、米農家の後継ぎは
かつてなく不足しています。
それでも米農家は、先祖代々の土地を守るべく、
耕作放棄地も発生しつつも、お米を作っています。
そんな米農家、平均年齢がなんと65歳以上!
平均です。
農村には、信じられないくらい元気なお年寄りが一杯いて、
頑張っていますが、
「体力的に続かない」
「経済的にも続かない」
という理由で、さすがにやめる、という人が出てきています。
しかも結構な勢いで。
先ほどのグラフをもう一度。
明らかに健全とは言えません。
主食はおいしくないとね。
国産のお米でも、巷には驚異的に安い価格で流通してるものがあります。
が、安いものには安いなりの理由があって。
味も安いなりだったりするかと思います。
食は文化。
安いものの味に慣れたら「こんなもん」と思う人も多く出てくるでしょう。
それは寂しいなと思うのです。
主食の自給力は、きっとある時ガクッと落ちるでしょう。
その時残るのが、美味しくないお米だったら…。
そして足りない分が、遠~くからやってきた輸入米。という未来。
日本の食卓には、一部のお金持ちが食べるプレミアム米以外、
美味しいお米が乗らないことになるかも?
つぎコメプロジェクトは、美味しいお米でつなぐ試み。
つぎコメプロジェクトの参加者は、
作る人だけじゃないです。
それを食べてくれる人も、みんな仲間。
子の世代、孫の世代に残したい米の味に一票入れていく感じ。
当然、味が気に入らないのに食べてくれとは言いません。
つぎコメプロジェクトで大切にしたい作り手の姿勢は、
「謙虚であること」
自分の作った米に愛着はあれども、
自己満足してちゃいけないって思います。
食べてくれる人が仲間として繋がってくれることの魅力は
「フィードバックを活かして進化できる」こと。
だから、食べ手の声としては、
「もっとこういう感じだと良い」っていう厳しい感想でも良いんです。
つながりの輪を大きくしたい。
「白川さんちのおいしいお米」を気に入ってくれている人を
勝手に「つぎコメ プロジェクトメンバー」にさせてもらいます。
是非、大切な人、親しい人に紹介してください。
ご要望がありましたらサンプル送付もします。
共感してくれる飲食店さんもおられたらありがたいです。
(供給力に不安があるので要相談ですが)
また、作り手の仲間も募集中です。
鳥取に限らず、いろんなところの若手生産者のお米を選べたら、
食べる人も楽しいかと思います。
Let's つぎのコメへ!プロジェクト!!