耕作放棄地から生まれた「いちじくのジャム」
鳥取市鹿野町
地元のおじちゃんおばちゃんと外の若者の取り組みで生まれた「果樹の里山」
雑草の草刈りから始まった果樹園で実った、
最初のイチジク!
2014年頃、鹿野町の「河内(こうち)」という集落で
耕作放棄地が大幅に増えそうという話が出ました。
地域のおじちゃんおばちゃん達の、この地域をどうにか守りたいという
想いから、まちづくり団体や、町外・県外の学生など、いろいろな人が
関わり、果樹園計画が始まりました。
農水省の補助事業に取り組むための、まちづくり団体によるサポート、
鳥取大学、大阪国際大学の学生によるサポート。
鹿野出身のイラストレーターさんによるパッケージデザインなど、
本当にいろいろな人たちの想いが集まった取り組みになっています。
なにより、慣れない挑戦の中、サポートしてくれる学生たちとの交流などを
通じて、無理はしないまでも、少しずつ新しい取り組みを楽しみだした
地域の人たち。
力仕事は主に男性ですが、
「女子会」と呼ばれる女性チームの関わりがとっても
良い雰囲気を醸し出しています。
耕作放棄地に生えてしまった雑草を刈り、
果樹を植えるための耕地を整え、
植樹をし、その後も管理をしています。
最初に植えた「いちじく」の他に、栗や柿なども少しずつ植わり、
作業や体験のしやすさも考えて農地内の舗装もできてきました。
「いちじくのジャム」は、
そんな取り組みから生まれた最初の成果。
果実の原型や食感を残しながら煮込み、
やさしい甘さとプチプチ感が味わえる
美味しいジャムになりました。
デビュー作を、どうぞ味わってみてください。
これからも改善していくことも多いと思いますが、
新しい果物も出てきますので、
どうぞよろしくお願いします。
※この「いちじくのジャム」は同じ鹿野町で育てたお米
「白川さんちのおいしいお米」HP内のお買いものフォームにて
ご注文いただけます。