なぜ鳥取?なぜコシヒカリ?
~よく頂くご質問にお答えします~
お米の産地や品種については、この情報社会においてもなかなかリアルに情報が入ってこない状態ですので、
少しでも参考になれば幸いです。
Q1. なんで鳥取?鳥取って、米どころ?
A1. 鳥取は、正直に言って米どころというイメージは無いと思います。
都道府県単位では、新潟や秋田、最近では北海道が、米の産地としては圧倒的な知名度がありますよね。
でも、実は米どころかどうかは「都道府県」単位では判断できないのです。
つまり、鳥取の中でも、
「水がきれいで冷たくて」「寒暖差のある」中山間地域で、なおかつ「日当たりも良い」というような所では、おいしいお米が作れる可能性が高いのです。
鳥取市の鹿野町、その中でも、「鷲峯山」のふもとの田んぼでは、良い条件が揃っています。
「鷲峯おろし」と呼ばれる「風」が谷に吹き、稲についた水滴を落としてくれて、
それが病気を予防してくれるなど、ピンポイントですが、豊かな自然に恵まれた地域なのです。
鹿野地域を流れる河内川(こうちがわ)
Q2. なんでコシヒカリ?コシヒカリと言えば新潟では?
A2. 確かに、新潟コシヒカリ、というイメージは強いですよね。
でも、実はコシヒカリは今、全国各地で栽培される、「最も作付されている品種」なのです。
(ちなみに、コシヒカリ自体は実は福井県の農業試験場が開発したものなのです)
そして、Q1と関わりがありますが、同じ品種でも、ところ変われば味も変わります。鳥取市鹿野町で育てるコシヒカリを、どうぞお試しください。
白川さんちのおいしいお米では、「ひとめぼれ」も栽培しています。こちらも実はコシヒカリの子孫品種。コシヒカリよりややさっぱりしていて、より和食に合うなど、こちらを好む方も多くいらっしゃいます。
Q3. 鳥取のお米をスーパーで買っても、別にそれほどでもなかったけど?
A3. Q1と関連しますが、鳥取にもおいしいお米もあれば、そうでないお米もあります。
そして、残念ながら、大抵のスーパーのお米は、農協のエリアで集められたお米が混ざっています。つまり、おいしいお米もあるはずなのですが、そうでないお米と一緒になっているので、なかなかおいしい状態で食べられないのです。
これは、鳥取県に限らず、全国に言えることです。広域で集められたお米の味は、なかなか高いレベルでは揃わないのが現実のようです。逆に、条件の良い地域で味を追求している農家さんから直接買うと、おいしいお米に当たる(笑)可能性が高いと思います。
Q4. 無農薬とか、特別栽培米にはなってないけど、安全面はどうなの?
A.4 白川さんちのおいしいお米は、就農初年度(H26年産)のお米で「残留農薬検査」をして、
「不検出」となりました。
この検査には、多額の費用がかかりますので、H27年産のお米では検査をしておりませんが、H26年産より使用農薬を減らしているため、不検出であることが見込まれます。
これは、「玄米」の状態で不検出です。
いろいろな栽培法が、多様な名前で出回っていますが、その栽培法の名前を名乗るために、費用と手間がかかることが多くあります。白川さんちのおいしいお米では、最終的な「残留農薬検査結果」で、安全面をお約束しています。
他にも「こんなことが聞きたい」ということがありましたら、お気軽にご連絡ください。
全てに的確にお答えできるかわかりませんが、可能な限り勉強して、米作りの現場をお伝えします。
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