鳥取も春めいてきました。
が、まだまだ三寒四温。いきなり冬が戻ってきたりして。
2月より3月の方が天気がいい、とは限らないんですよね~(当たり前か)
お隣の青谷町でスパイスカレーのお店をオープンした友人が、
庭の木を伐りたいということで、チェンソーもってお手伝いに行ったのが2月。
うん。良い天気の日で良かった。
そして、思ってた作業より「本気の伐採」で、ちょっと引きました(笑)
すごいすっきり。
こうしたかったのか~。
小一時間で終わるやつかと思って油断しました。
木のことはよくわからないですけど、多分2月くらいが切り時なのでしょうね。
3月は、中旬頃に苗を広げるための場所を準備すべく、
トラクター作業をちょこっとしたいのですが。
これがずっと雨。
一日中降り続けるなんてこともよくあって。
晴れが続いたあとに田んぼに入りたいわけです。
たいして忙しくないはずなのに、苗田(なえだ)のタイミングは最優先したい僕がいて。
自分の予定が人に説明できない時期が発生しました(笑)
結局、すこーし理想よりは遅めでしたが、
どうにか準備完了。
(これは「あぜ塗」をしただけの写真ですが)
あとは、
初めて参加したのですが、毎年3月に「ハスの植え替え」というのがあるということで、
やってきました。
ハスの根(要はレンコン)が植わったでっかいバケツ。
これをひっくり返して。
黒ゴマプリンではありません(笑)
で、元気な根っこを選んで、新しく植え替える。
ハスの根は最低3年に一度は植え替える必要があるそうな。
そして僕の住む鹿野町では、7月頃にこのハスが見ごろを迎えます。
その時にイベントがあり、その実行委員(だったかな?)に昨年からなっており。
田植えの時期は何も貢献できないので、3月までは罪滅ぼし的に参加。
(どろっどろになりました!)
しかし、こういう共同作業にも、さらっと重機が登場するのが面白い。
まぁ確かに、重機ないと洒落にならない肉体労働ではあります。
冬の肉体労働と言えば、酒蔵さんでは仕込みを頑張ってくださいました。
僕のお米で山根酒造場さんに醸造していただいた新酒「山眠る」も出て、好評のようで嬉しい限りです。
山根酒造場さんが大切にしている「醸は農なり」という考え方。
毎年同じお酒を造ろうとするのではなく、
その年、その土地で育った、その生産者の個性を反映した結果であるお米の特徴を活かす酒造り。
昨年、僕の友人が無農薬で、色んな人の手を借りながらまさに手作業で育てた「強力」という品種が、蔵付き酵母で作る「生酛つくり」という手法で醸造されています。
牛を飼っていて、草刈りした草は牛のエサになる。
その糞が堆肥として農地に戻される。
こんな循環に取り組む人。
そしてこの田んぼには、山根酒造場の社員さんも何度も通い、
草取りをしていました。
蔵での仕込み作業も、田んぼの様子を思い浮かべながらできるというのはどんな感覚なのかな。
熟成期間を経て、どんなお酒になるのか、楽しみです。
あ、僕も酒販免許持ってるので、販売できますので、リリースされた際には是非お試しください(←宣伝)
と色々なことがある冬の農村地帯ですが、
昨年の夏の台風で、甚大な被害も出ていまして。
川から水を水路に引き込むところが、完全に壊れてしまい、
ただいま復旧工事中です。
水が必要な時期に、ギリギリ滑り込みで間に合う予定だそうで。。
こういうのって、時間かかるんですね。
僕、近くの水路の管理組合の代表しちゃってるものですから、
この工事について「関係者全員の合意を取る」という会合に呼ばれました。
え、良いに決まってるじゃん。
って思うのですが、昔は水の取り合いで、
上流の方があまり立派な堰を作ってガバッと水を取ると、下流から文句が出たりしたそうで。
工事のやり方について説明して、OKもらわないとできないことになっているようです。
まぁ・・・そうか。
と思いましたが、夏に災害にあって、被害状況の査定みたいなのがあって、
予算取りがあって、工事業者が決まって、やり方の案が出て、地域の合意をとって、
ようやく着手したらもう春目前でした。と。
行政の方も、農林水産関係の人数を減らされているようですし、
時間も負担もかかりますよね。
仕方ないとは思いつつ、色々考えさせられます。
そんなこんなでもう3月も下旬。
春の農繁期に使う資材が続々と納品されてきております。
土の量半端ないな…
そして!
毎度おなじみ年度末の事務地獄。。
天気悪いうちにやっつけないと。
我ながら、こんなにメンドクセーとか言ってる割りになかなかの処理スピードだと思います。
と、自分を褒めないとやってられない(笑)
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