前回のブログで書きましたが、11月はすごい忙しくて、なんとかやり切った感で、
12月に入り、
実はちょっとノンビリしてたんです。
ですが。
11月からやっていくべき事務的なことをほとんどできていない、ということに加え、
11月に忙しかった分も事後処理がいっぱい。。
ということは。
ノンビリしたことを後悔するほどの事務処理に追われる12月となりました…。
田んぼを借りているので、年内にその賃料(小作料といったりします)をお支払いするのですが、
振込だけでなく、現金のこともあって、そうすると領収書のやり取りとかがこまごまと。
しかしそんなのは序の口。
農村維持のための組織のリーダーをしていて、
資材購入やら動いてくれた人への日当やら、
後は払う方だけでなく、分担金を、耕作面積で割って請求したり。
ここに、先ほど書いた11月のイノシシ・シカ対策のやりくりが乗っかってきて…。
わぁあ~…ってなってるところに、役所から封筒が届き。
令和3年の1月~12月に支払った分の報告を、令和2年度と令和3年度で分けつつも合計が分かるようにやっといてネ💛
というムネアツの展開に。
ということは、、僕が今やっているお金のやりくり、「年をまたぐorまたがない」が報告書の数字に影響してきてヤバイやつじゃん、って気付き、すごい焦る感じに…。
煩雑すぎて何がなんだか分からなくなり、
意を決して久々になりましたよ、本気に(笑)
色々な事務作業の全体像を捉え直し、
個々の関係性を見えるようにして、
数字の計算をし、
領収書がごちゃごちゃにならないように専用の封筒をつくり、
支払先の個人(30人くらい居る…)ごとにお金と書類をセットにし、
カッターとかでせっせと切って。。
大量に必要であることが発覚した「小銭」を郵便局に下ろしに行き。
これは、
農家が片手間でやってはいけない本気の事務ボリュームでした。。
行政の報告書類が煩雑であることに加え、
支払先の超アナログな個人との紙とハンコのやりとりが凄まじいので、
こういうことに。
他に誰かやれる人いないかな?ってキョロキョロしてみても、
居ないんだなぁ~これが。気持ちいいくらいに。
農村の疲弊は、体力的に無理!ってのは当然あるのですが、
じゃあこんな支援制度アルヨ!って言われても、その事務負担に耐えられず、
結局支援制度を活用しなくなるというなんだかなー、な現実もありまして。
しかしまぁ、個人的には、本当に久々に腹をくくって、「本気事務」やって
懐かしい達成感を味わっております(笑)
たまには古い技も繰り出しておかないと、さび付きますのでね。
痛かったのは、このお金のやり取りであちこち走り回ってる時に、イノシシをひいてしまったこと…。
ついにやってしまった。。
幸いイノシシが1才くらいのミニサイズだったことと、ガッツリ当たらないように可能な範囲でハンドル操作したことで、軽トラが大破する事態は免れました…。
みなさんも、お気を付けください笑
そんな達成感と疲労感に包まれたころに、肥料屋さんから
「来年の予約、早めにしないと手配できないかもです」
とか言われ。
おぉう。
これ、本業。
いや、もうどこからが本業じゃない業務なのか、分かんないし、
あんまりそこに興味がなくなってきました(笑)
いまね、肥料が値上がりしているんですよー。
農業界以外ではきっとニュースになってないと思いますが。
燃料は、皆さんご存知の通り、だいぶ高いですよね。
ようするに、農業に限りませんが、何かを作ろうとなったら、大抵のものづくりのコストは、上昇しているという…。
農業の場合は肥料も上がっているのでなかなかのパンチ力でございます。
まぁこういったピンチが無くても、もともとが色々ヤバイ農業界&農村地域。
(さらりとすごいことを書いてすみません)
毎年、「来年のチャレンジは何にしようか」
と考えているわけです。
というか、ほぼ年中、「うわー。次はこれ考えないとな」って思いながら作業してます。
でも、お米って年に1回しか作れないので、
「あ、やば。やっぱこれはやめておこう」といってすぐに方向転換できない。。
ということは、
「テスト田んぼ」で実験してみるようなことが必要になってきます。
来年は、どこの田んぼでどういうテストをするか、
と考えるのが、冬の悩みどころだったりします。
これ、大変なんですけど、「現状維持=衰退」みたいなところもある農村地域ゆえ、
けっこう前向きに考えられるんで、好きです。
つまり、「失敗しても、やらないより全然良い!」って思いやすい(笑)
そんなあれこれをしていたら、
すごい寒波が鳥取に来てしまったようで…。
(なんかもういろいろ大変…)
何度も雪かきしてるのですが、次から次へと降るもんですから。
ついには雪を積んでおく場所が見当たらなくなってしまいました…
雪地獄っすね。
とりあえず、「火事の多い時期」ということで、
消火栓のところは雪かきしっかりせねばなりません。
(この状態はマズい…)
最短距離で消火栓とホース格納庫へ(笑)
これ、いざという時に使えるのは我が家だけですな。。
途方に暮れていたら、集落が鳥取市から貸してもらっている「除雪機」が来てくれました。
(操作は地元住民)
(雪の壁やばいな)
昨日も来てくれたので連日。
機械最高です。
雪の置き場所に困っていましたが、この機械はけっこう遠くまで雪を飛ばしてくれます。
もう少し降るのかな…。
事務シゴトだらけでうーん、ってなってたので
体動かすのは基本オッケーなんです。
なにごとも程度ってもんが大事だと思いますが…(笑)
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