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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

やはり多勢に無勢


イノシシ月間の8月。

7月の下旬からあれこれ対策しまくって、

檻にも入って、結構な数、捕獲したんです。

近所の方の畑を荒らし、田んぼの畔もボロボロにしていたのが、

「足跡の小さなイノシシ」だったのですが、

まさに子どものイノシシが、入りました。いわゆる「ウリボー」という、生まれた時のシマシマが残っている、まぁ可愛らしいやつですよ、見た目は。

それが複数いっぺんに捕獲できまして。

可哀そうではありますが、やっつけさせていただいて、

なんとその後少しの間、

イノシシの進出気配がパタっと止まったんです。

「加害個体」を捕獲する、という最も効果的な捕獲ができた模様。

獣害対策の話がどんどんマニアックになっていきますが、

山でイノシシを捕獲したとして、そいつが田畑を荒らしていたやつ(加害個体)かどうかは、

今ひとつ分からないんですよね。

加害個体でなかったとしても、予備軍であり、猛烈な勢いで増えているイノシシを少しでも減らすという意味では有意義なのですが、

やはり目先でいうと、加害個体を捕獲したいわけです。

今回狩猟免許取ってから、初めて「捕獲後の被害が止まる」という現象を目の当たりにして、

やはり「捕らねばダメだ」「捕れば効果はある」という想いを新たにしました。。

(そもそもそんなに捕獲実績ないんですけどね…)

し・か・し。

やはりイノシシの数は尋常ではなく。

数日後に、同じ集落で田んぼの中を歩かれており…

電気柵してるのに。。

センサーライトとか色々つけて、「防御」としてはもう万策尽きかけているので、

やはり「捕獲」しかないのだと諦めにも似た心境。

さ・ら・に。

豪快にやられました(涙)

昨夜まで大丈夫だった田んぼ。

ここは、イノシシ被害が一旦止まった集落の、川向こう。

川から攻められる可能性があることは分かっていつつも、

捕獲して被害止まった集落の近くだし、実際まだ歩いた気配もなかったので、

電気柵は後回しにしていました。

なにしろ、電気柵とかの対策に疲れて、優先順位低いところは

少しでも後回しにしたかったりするわけです。。

言い訳ですが。

慌てて雨の中、電気柵設置しましたよ。

通りかかった近所のおっちゃんが

「あちゃー。素人でも分かるような入り方されたな…」

だって。

皆さん、分かりますかね。

縦横無尽。

台風などではこのようになりません。

分かりにくいですけど、この間の台風の後。

一定方向に、まとまって傾きます。

雨脚強まる中、電気柵を張り終えるまではとても作業は切り上げられませんので、

ひたすら作業。

しかしそのおっちゃん、普通に世間話してくるんですよね(笑)

自分は傘さしてんの(笑)

なにこの修行って思いましたが、

どうせずぶ濡れなので、もはや何もなかったかのように、普通に談笑しました。

早く稲刈りしたい…

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