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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

まだまだ初めてだらけ。

前回の記事で、後輩さんが来た!ということを書きましたが、


実は今年の「面積の増え方」は、過去最大なのです。。




ということは。




後輩さんはもちろん、「僕だって初めて」の田んぼがいっぱい。




ということは。




さすがに自分でもどうなってるか分からない所の作業を1人でやってもらうわけにはいかないので、そういうところは僕が優先的にチェックしたりして。



で。



だいたいおかしなことが起こっています。。




田んぼの奥の隅っこの方に、排水するための水の落とし口があるのですが。

ブロックに、木の板をはめて、水位などを調整している原始的な仕組み。


それが、新しく受け持つことになった田んぼは、どうなってるのか

ドキドキなのです。


そして、「おかしなこと」が起こりがちなのが、ここ。





板が完全に朽ちてたりして、

全とっかえ。とか。




大事な作業なので丁寧にやることもあり、地味に時間と体力を奪われます(苦笑)




で、あれやこれやドタバタと農繁期を過ごしていたら、思わぬ落とし穴が。




5年以上前から受け持っている田んぼの排水口のあたりが、陥没していることに、

このタイミングで気付くという。




(文字通り落とし穴のよう)




ここ、ブロックのところまでパイプが来ていないという、

まさかの手抜き工事。


最初の写真をもう一度。

(パイプが無いとか、想像したことも無かった…)




少しずつ水に浸食されて、陥没した模様。


言い訳ですが、初めに書いたように、新しい所に注意力を持っていかれて、

慣れてきた田んぼがノーマークになってました。



この田んぼ、水を入れたかったのに、これでは無理です。



しかし、この場合は、どうしたらいいのか。



師匠に相談したら、バババっとやり方だけ教えてくれて、あとは放置。



うむ。だいぶ信用されてきたのか(笑)



まず、パイプを継ぎ足す。

が、ギリギリうまく入らない角度だったので、バーナーでパイプをあぶって変形させる。





この作業、初めて。

バーナーは、草を焼くために持ってただけで、パイプに向けたことはありませんでした。



ふぃ~。なんとか、奥の方にあるパイプに入りました。



次に、パイプを良い感じの長さでカット。





これまた、たまーにしかしない作業。

パイプ用のノコギリ持ってないので、割と無理やりカット。





ここまでは良い感じ。




で、すき間をセメントで埋めねばなりません。




これは、用水路の補修とかでちょいちょいやる作業。


排水口直すのは初ですが。





うむ。難しかったけど、まぁまぁか。



このあたりで、近所の、割と世代が近い地元の人が様子見に(=遊びに)来ました。



やっぱ地元の、農作業に長年触れて来た人はすごいです。

セメントの塗り方のアドバイスとかしてくれたし、

陥没したところに砕石を入れると良い、とか。


「この時期にやることじゃないけどね」


としっかりイジられましたが。


ほんと、この凄まじく忙しい中、別に4月にでもできたはずの作業をやっているのが

大いなる反省点です。



パイプ変形させて切って、セメント埋めた時点でまぁまぁ良い時間だったのですが、

翌日、セメントが乾いたら「砕石」を入れたいので、ホームセンターに買いに。



砕石を買う、という行為も、初。



疲れていたので、目に留まったものを「あ、これか」って買おうと思ったのですが、

よく見たら、「六甲山のなんちゃら石」のようなことが書いてあり、

庭とかに敷く、ちょっとオシャレな石でした(笑)



あぶねー。



陥没したところに埋めるだけなのにオシャレなやつを買うとこだった。



で、ほんと「ただの砕石」があったので、25kg購入。




翌日、砕石やら、元々あった石、田んぼの土などで埋めていき、

完成。





水があたりました!



(これがしたかっただけなのですが)



ノーマークのところで、良い経験をさせてもらいました(笑)




それにしても、今月はいろんな試練があり。



台風並みの強風に見舞われ、

苗を育てるためのシートをぶっ飛ばされたり。。


(悲惨)



そうそう、シートに雨が溜まると苗の成長をジャマされるので、

こまめに水を払うのですが、

今シーズン、その水を払うのに使っていたアイテムが見当たらず。。


車とかに積もった雪をはらうためのコレ。




これ、シートの水をはらうのにもちょうどいいんです。



でも、なくなっちゃって。



不便だなーって思いながら、何回か別の手段でやっていました。



見つかったのは、別の災難のおかげでして。



災難というのは大袈裟ですが、

夜中の12時にムカデが添い寝しに来まして。



今シーズンすでに2回目なこともあり、

完全に寝ていた僕は、手の感触で瞬時にそれがムカデであることを察知し(このスキルは別に要らないのですが)、

バサ!っと「それ」を投げ飛ばし、飛び起きました。



そして電気をつけるも。



たいてい、こういう時のムカデは、びっくりして隠れます。



基本、僕はムカデを家の中で見つけたときは、ホウキとチリトリで外へポイっと放り出します。


隠れたムカデを見つけ、ホウキとチリトリで捕らえて玄関へ。

ここまでは慣れたものだったのですが。



あと30cmで外。

というところでムカデが脱出。

玄関で隠れられてしまうという、24時の大失態。



さすがにそのままにしたくないので、

玄関にあった色々なものをどかし、ムカデどこいったー!?と捜索中に、



例の「雪をはらうやつ」が見つかりました。



はい。整理整頓が大事です。。


ほんとそれが見つからなかったら、ただのムカデ被害でしたよ。




毎年、いろんな「初めて」がありますね。


最後に、


田んぼの代かきをしていると、サギとかがめちゃくちゃ寄ってくるのですが。





カエルやミミズを狙っているのですが、

この間、サギが自分の首(のど?)よりデカいのでは、というカエルを捕まえていました。




これを飲み込むのか…



さすがに、小さい獲物の時に比べて、くわえてから食べるまでにだいぶ時間がかかりました。

(何を考えている時間なのでしょうかね)



このサイズ感の生きているカエルを飲み込むのは、初めて見ました。

(どうなるかという描写はちょっとエグイのでしませんが、ご想像にお任せします)



色々ある5月。

もうすぐ田植え。より混沌として行きます(笑)

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