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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

トンビ部長、終わりましたよ。

怒涛の田植えラッシュが終わりました。


去年は田植えが終わる前に梅雨入りしちゃったりして焦りましたが、今年は田植えが終わった直後にすごい暑くなったりして、毎年なんだかんだギリギリ。



この春は、本当に盛りだくさんでした。



本当は田植えだけしていたい自分も居るのですが、あちこちから役割を与えられて、それを農作業の中にねじ込んでいくストイックな感じがちょっと気持ちよくなってるのがヤバいなぁと思ったり。




汗だくでヘトヘトで、自販機でパインソーダ買っちゃえ!って超珍しい決断をしたときに限って違うのが出てくるあたり、(なんか悪いことしたかな…)と我が身を振り返ります。。


(はちみつレモンを飲めというメッセージか…)



盛りだくさんの中身の一つ。

昨年に続き、近所の「鳥の劇場」さんによる自然体験企画で

春の農作業を紹介したり、バケツで稲を育ててみたり。





冬の間に日程調整があり、その時のテンションでいけるっしょ。って思って

結構な回数を入れちゃったのですが。


無謀でした。


体験企画の間、農作業ができなくても回るように、元々朝早いのに、

さらに早く始動したりして。



繁忙期にこのノンビリ感(笑)


でも、参加してくれた方から、その後の経過写真を送っていただけたりと、

楽しいこともあってやって良かったなーなんて。

無事終わったから言えますが。



あとは、川から水路へ水を引く共同作業。

何か所もあるうち、1つは僕がリーダーなので。




どこを作業するか。何人割り振るか。

当然事前の下見とか、業者さん手配とか。

ほんとに、いつ自分の田んぼに行けば良いのやら(笑)


今年は久々に「慰労会」も実施。


感染症対策でなくなってた慣習のうち、

「このままなくなってしまえば良い」というものもあると思うけど、

こういう慰労会は、そうは思えないというか。


ぶっちゃけ、やらない方がリーダーの僕はラクですけどね。


あと、飲んじゃうともう農作業できなくなる、という問題もあるし。




しかしあれこれねじ込んで感覚がおかしくなってくると、

「1日くらい変わらん」

って。

(冷静に考えると、この「1日」がいくつもあると一向に進まないからヤバい)



で、リーダーの僕が飲まないわけにはいかないので飲むわけです。


久々の慰労会。意外に好評だったりして、なぜか解散後に道端で二次会が始まるという。


どーせ今日はシゴトにならん。と腹をくくった人同士の絆(笑)



獣害対策も。ますます多勢に無勢で。


イノシシやシカに加え、今年はヌートリアも大発生中でして。

ヌートリアは、でっかいネズミ。

池とか川の周りにいます。


田植え後の稲の葉を食べちゃうんです。


ネズミの仲間だけあって、ものすごいペースで増えていくようで。

仕方なく、田植え期間中なのに罠をセット。




軽トラの助手席に置いた、自分のオニギリと、罠にセットするニンジンを見て、

ヌートリア捕獲にかかってるコストにビビりました(笑)


(おにぎりは僕の朝ごはん。ニンジンがヌートリアへのエサ)




近くの池をすごい数泳いでるのを目撃しているので、毎日気が気ではないのですが、

思ったほどは捕獲できず。



と。


まぁ。


色々ありながらも、頑張っているとゴールテープを切る日がやってくるのですが。


ラストは去年から一緒にやってくれている仲間のサダさんが田植え。

僕はサポートしつつ、朝食のパン(笑)をかじっていたのですが。


軽トラの荷台に食べかけのパンを置いて、

わずか20秒ほど田植えサポートの為にその場を離れたその隙に、

トンビにパンをさらわれました…


(何か悪いことでもしたのかな…)とまた振り返る。。



と、まぁなんともショボい最終日でしたが、

長い長い春の農繁期を、怪我無く走り抜きました。




トラクターに乗っているときにも、トンビ部長が私の仕事ぶりを監視しておりました。


(高みの見物というか…なんか腹立つ)




なぜ撮ったのか分からないけど、きっと疲れていたのでしょう(笑)


蒸し暑い季節で体がキツイのはむしろここからですが、

休み休み、景色も楽しみながら頑張ろうと思いまーす。




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