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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

種まきから始まる9年目

春ですね(棒読み)

ドタバタと農繁期序盤を過ごしております。


3月末から4月って、やたら事務作業が多いんですよね。

毎年雪だるまのように増えている気がするのですが、

とりあえず過去最悪の終わってなさ加減です。


やっぱり人は、弱い生き物なので(笑)

楽しい方に行っちゃうわけです。


3月。

なんかみんなでとある友人の「農機具倉庫」を「手作り」しようということになっていまして。


参加者の多くは農家。


でも、倉庫作りの経験値がある人は約1名。


その人、毎日居るわけじゃないので、

経験者が居ない時は、動画サイトでイメトレして、ブロックを積んでいくとか(笑)。



失敗しては「むずい…」とか言いながら、超ゆっくり進んでいくという…


僕も、ついつい楽しそうで1日手伝っちゃったりして。

(3月のさむーい日でした…)


コストは材料費のみ。

(+来た人への昼ご飯とか飲み物代?)


これ、やってもらう人はもちろん費用的に助かるわけですが。

やる人も、別にお金貰う訳じゃないからちょっとくらい失敗してたってOKなわけです。

で、興味のあることを習得できちゃう(&自分が困ったときには助けてもらえるかもしれなくもない)という、考えようによっては最高のシステム(笑)


僕も、

あこがれの「溶接」を初めてちょろっとやらせてもらって、大満足!



その後、近所の友だちから、「牛小屋が傾いててヤバイ」と相談されて、

僕んちの牛小屋じゃないのですが(笑)、同じく農業仲間に相談をパスして、

無理やり巻き込んで、ワイのワイのほぼ1日で応急処置。




大学生さん達も応援に来てくれて、人数的には結果的にピッタリ良い感じでした!




これまたコストは、

材料費+カレー!


あとは、いつか「僕」がこの農業仲間たちに「何か労働力」でお返しすることになるのでしょう(笑)



で、すごい沈んでいた屋根を押し返すように持ち上げて、新しい柱を差し込んだわけですが。

「牛小屋」ですから。


先生役してくれた農業仲間から

「白川さん、あとはコンクリで根元を固めといてね」


と言われ。

僕は翌日1人もくもくと、コンクリ作業(笑)





上手とは言えない素人作業ですが、まぁヨシ・・・と。

(少しは建築バイトの経験が活きているのだろうか…どうかな~…)

翌日、恐ろしいほどの暴風に見舞われた鳥取。

牛小屋、間一髪でした。。



暴風で、イノシシの檻のすぐ近くにあるヒノキが根こそぎ倒れていました。。




倒木といえば、大雪で倒れた木を、師匠が(いつものことですが)予告なしに1人で処理しに行っているのを見つけてしまい。



(これは、僕も関係者だし、参戦しないとダメだよねー)


ということで、チェンソー持ってひたすら。


2人でも厳しいボリュームでした。。

たまにしかチェンソー使わないから、カラダがバッキバキに。

こんなの、個人で立ち向かうレベルでは無かったのでは(笑)



とかとかしてたらなんだか晴れ間が多くなり、農繁期に突入。


序盤のうちに、水路周りの環境を整える作業。



これをしておくのはとっても良いことなのですが、

非常に…何と言いますか、筋トレ感がありますね。。


(達成感!)


とかとかやってたらもう事務作業なんて進むわけなくて。


雨の日にやろう、と思っていたら、

全然降らない!


鹿野の桜も良い感じにどんどん咲いちゃったりして。




で、城山という鹿野城跡がある山の清掃作業があって行ったのですが。




神社があり、お祭りで使う道のりということで。



(めっちゃキレイになりました)



しかし、これをしながら、

日頃農業してるあたりの山の放置っぷりと比べてしまって、


「宗教とか伝統行事というのは山を望む状態に維持する上で最高のモチベーションなのではないか」などと余計なことを考えてしまいました。



ともあれ、膨大な事務作業を抱えながらも、

やりたくないから目を背け、



9年目のスタートとなった本日は、今年一発目の種まき!





やはり、種まきというのは農作業の中でも、ちょっと特別な「始まり感」がありますね。



で、種まき後には、師匠の思い付きで、(散りかけの)桜の下でバーベキュー。




この後も農作業なのでノンアルコールだったのが残念ですが、楽しく9年目をスタートできました。


農作業に事務作業にと追われているようですが、

1年目のカオスに比べたら、余裕でやんす。



初心に還り、安全第一でがんばります!

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