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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

脇役的な地味~な作業


なかなか晴れが続かず、土が乾かないので田んぼにトラクターで入る作業が

しにくい序盤戦です。。

天気見ながら、段取りがころっころ変わります。

前倒しで色々やりたいところですが、

極端に前倒しするのも良く無かったりする作業が多く、難しいところです。

そんな中、晴れればいつでもやれることも。

水路の掃除とか、田んぼの石ひろいとか。

「今年から受け持つことになった田んぼ」が、今年はすごく多くて。

勝手が分からないので、色々観察します。

お初の田んぼさんたち、

トラクターで耕うんしてたら作業機と「石」の接触がすごい。。。

機械壊れちまうぞ…

というくらいで。

なるべく耕うん中に、「ガンっ!」ってなったら止まって、

石を探しては回収するようにしてたんですが。

意外に、見つからないんですよこれが。。

明らかにヒットしてるのに、見つからない。

土の中に埋まっていたものに作業機があたって、

表面に出てきているものもあれば、

そうでもないのもあったり。

いずれにせよ、だいたいのやつが土に覆われてるので「茶色い」んです。

土の塊なのか、石が茶色くコーティングされてるのかが、分かりにくい。

で、昨日の夜雨が降ったので、ちょっとコーティング(←要するに土ですが)剥がれて

石が見分けやすくなってるかなーっと、田んぼに行ってみますと…

予想以上に見つかる!!

(雨のあとって、良いな)

よっしゃー!って、集めまくるわけですが、

当然、溜まるとものすごく重い。。

トラクター作業ができないので今だ!という作業ではあるのですが、

すごいシンドイ(笑)

掘り起こしてみたら、超でかかったりして。

氷山の一角とはこのことか。

(こういうやつがトラクターに負担をかけるんですよね…)

小さいのは肥料袋なんかに入れて10個~20個くらいは溜められるけど、

このサイズになると1個で重量がすごい。。

畔(あぜ)に謎のコンクリートブロックが転がってたりして、

軽トラの上が石だらけ。

(白い袋の中も、ぜんぶ石です)

相っ当とったので、今後のトラクター作業や田植えの時は、

多少良い感じなのではないかと…。

(まだあると思うけど)

さらにこんな天気の地味作業。

山すその草刈り。

(手前は刈ったあと。奥の方が未だ・・・)

「草」刈りというか、笹・竹・雑木・・・

相手が強敵すぎて、ホームセンターでそれ用のやつを買って、新品で挑みました…

ここ、別に僕がやる「義務」は無いんですけどね。

ここをキレイにしたかったのは、

排水路が流れていて、このままだと、

「排水路がどれくらい土砂で埋まっているのか確認しにくいから。」

うっそうと茂り過ぎ…

(これでもキレイにした方・・・)

もう一つ。

ここの笹などが、イノシシにとっての絶好の隠れ蓑になっていて、

「人間の営農区域との緩衝地帯」がほぼゼロになっているので、

「人の手を入れて、イノシシを警戒させる」

という目的も。

この作業、大変すぎて、いわゆる「平時」は山の所有者さんも、

なかなかしてくれません。(ご高齢の方ばかりですし)

土砂崩れとかの災害でもあればみんなで協力してどうにかせざるを得ないのですが。

ということで、地道に。

しかし山の所有者に限らず、集落で協力してくれる人もいるので(感謝!)、

ある程度僕1人でやって要領を掴んでから、

集落の人に伝える、という感じ。

もう、茂り過ぎで何を切っているのかよく分からない時もありまして。

刃がよく切れるのは良いのですが、笹と一緒に、背の高い竹を切ってしまったら、

その竹が自分に被さってきます…

(これを片付けるのもそれなりに…)

軽いものなので別にケガとかはしないんですが、

びっくりするし、作業しにくいし。

疲れてくると切り倒しながら「コノヤロー!」「バカヤロー!」って独り言をいいながら

やってます(笑)

集落の人に見られたら恥ずかしいやつですね。

とりあえず、晴れ間を狙って途中までやって、だいたいの要領はつかみました。。

こんなに茂る前にどうにかしたいものです。

こんな感じで、農作業のやり易さを考えて周辺環境を整えていく「脇役」的な作業も

大事だなーってことが、だんだん分かってきたので、ここは手を抜かずに、

頑張ってみようと思います。


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