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執筆者の写真Daisuke Shirakawa

電気柵祭り。。


イノシシとの闘いが本格化しております。。

というか、結構押され気味。

何日連続で、

朝、イノシシ被害を発見してしまっているだろうか…。

そして、その度に、その日の予定は大幅に変更になります。

先月、イノシシ業界情報によると、

記録的な捕獲を達成したとのことで、

それもあってか、意外に田んぼ周辺への進出が穏やかな印象でした。

が、ここへきて、進出ラッシュ。。

どうしたイノシシたち。

何があった?

何があったかはともかく、

イノシシが入り、寝転んだ田んぼは、

こんなことになります。。

(収穫まであと少しなんですけどね…)

これを放置すると、味をしめてまた来ます。。

ということは、入った次の晩には、

電気柵で囲ってある必要があるわけで。

しかし、電気柵をする前には、そこの草を刈らなければならないわけで。

あそこの草を刈るぞー。

っと思って朝出かけても、

「いや、まずここでしょ。」

って、イノシシ被害のあった田んぼの草刈りに変更になり、

そのまま電気柵設置へ流れ込み、

もう予定のところの草刈りをする体力など残っているはずもなく。

て感じが、「続いて」しまうと、

体力がどうだろうと、

もう先送りになどしたくない!

という素敵なアドレナリンが発生しまして、

電気柵のところも刈るけれど、プラス元々刈りたかったところも刈る!

という荒業に。

おあつらえ向きの猛暑。

そして草刈り以外にも予定していたやりたいことが、

モリモリあったりするわけですが。

そんな時に限って、近所の方から、

「お昼ごはん食べに来ない?」というゆるやかなお誘いが。

普段なら絶対行くのですが、

会社員時代を彷彿させるランチタイムの短さ(笑)で仕事をしていると、

このお誘いには断腸の思いでお断りせざるをえず。。

僕のテンションは、この巨大な斜面を草刈りしたった!

っていう達成感で維持されています(笑)

しかしこちらも押されてばかりではなく、

檻にも、イノシシは確実に近づいてきており。

僕のまったくアテにならない「勘」ですが(笑)

今朝は入っててもおかしくないと思っていたくらい、

イノシシは檻の中まで来ていて、仕掛けの調整やエサの追加など、いろいろやって、

良い頃合い(←これが僕の勘)だったのです。

本気のせめぎあい。

果たしてリーチをかけているのはどちらか。

かけられているのは。。

山の中で檻の仕掛けを調整している早朝の僕は、

いったい農家なのかどうか、とアイデンティティーの再構築を迫られている気分になりますが、

とりあえず飽きるほど電気柵を設置しまくっているのは

まぎれもなく「田んぼ」ですので、きっと農家なのだと思います。

空の雲は秋っぽいのですが、、

収穫までの数日が、ひっじょうに長い(笑)

明日の朝、田んぼが無事で、檻にイノシシが入っていたら、

明日に関しては(笑)僕の勝ち。

逆なら…泣くだけです。


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