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電気柵祭り。。

  • 執筆者の写真: Daisuke Shirakawa
    Daisuke Shirakawa
  • 2018年8月22日
  • 読了時間: 3分

イノシシとの闘いが本格化しております。。

というか、結構押され気味。

何日連続で、

朝、イノシシ被害を発見してしまっているだろうか…。

そして、その度に、その日の予定は大幅に変更になります。

先月、イノシシ業界情報によると、

記録的な捕獲を達成したとのことで、

それもあってか、意外に田んぼ周辺への進出が穏やかな印象でした。

が、ここへきて、進出ラッシュ。。

どうしたイノシシたち。

何があった?

何があったかはともかく、

イノシシが入り、寝転んだ田んぼは、

こんなことになります。。

(収穫まであと少しなんですけどね…)

これを放置すると、味をしめてまた来ます。。

ということは、入った次の晩には、

電気柵で囲ってある必要があるわけで。

しかし、電気柵をする前には、そこの草を刈らなければならないわけで。

あそこの草を刈るぞー。

っと思って朝出かけても、

「いや、まずここでしょ。」

って、イノシシ被害のあった田んぼの草刈りに変更になり、

そのまま電気柵設置へ流れ込み、

もう予定のところの草刈りをする体力など残っているはずもなく。

て感じが、「続いて」しまうと、

体力がどうだろうと、

もう先送りになどしたくない!

という素敵なアドレナリンが発生しまして、

電気柵のところも刈るけれど、プラス元々刈りたかったところも刈る!

という荒業に。

おあつらえ向きの猛暑。

そして草刈り以外にも予定していたやりたいことが、

モリモリあったりするわけですが。

そんな時に限って、近所の方から、

「お昼ごはん食べに来ない?」というゆるやかなお誘いが。

普段なら絶対行くのですが、

会社員時代を彷彿させるランチタイムの短さ(笑)で仕事をしていると、

このお誘いには断腸の思いでお断りせざるをえず。。

僕のテンションは、この巨大な斜面を草刈りしたった!

っていう達成感で維持されています(笑)

しかしこちらも押されてばかりではなく、

檻にも、イノシシは確実に近づいてきており。

僕のまったくアテにならない「勘」ですが(笑)

今朝は入っててもおかしくないと思っていたくらい、

イノシシは檻の中まで来ていて、仕掛けの調整やエサの追加など、いろいろやって、

良い頃合い(←これが僕の勘)だったのです。

本気のせめぎあい。

果たしてリーチをかけているのはどちらか。

かけられているのは。。

山の中で檻の仕掛けを調整している早朝の僕は、

いったい農家なのかどうか、とアイデンティティーの再構築を迫られている気分になりますが、

とりあえず飽きるほど電気柵を設置しまくっているのは

まぎれもなく「田んぼ」ですので、きっと農家なのだと思います。

空の雲は秋っぽいのですが、、

収穫までの数日が、ひっじょうに長い(笑)

明日の朝、田んぼが無事で、檻にイノシシが入っていたら、

明日に関しては(笑)僕の勝ち。

逆なら…泣くだけです。


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