鳥取の、鹿野という中山間地域にだけいると、
全国どこも、だいたいこんな感じだと思い込んでしまいそうですが、
そうではないということを思い出す(笑)ためにも、
全国青年農業者会議というやつに、出てみることに。
昨年初めて出て、なんだこりゃ。ってカルチャーショックもあったものの、
上記思い出し含め、行く価値は全体的にあるかな、ということで2回目。
受付の時点で嫌な予感が。
「鳥取の白川です」
って言って。
おそらく昨年同様、鳥取からは僕1人だろうから(笑)、すぐに名簿から見つけてくれるかと思いきや、
中国四国ブロックの他の参加者が多いのか、1行しかないがゆえに、探せない事件(涙)。
手間取りながらも受付を済ませ、
会場の席を探すも…
まさかの、鳥取の席が存在しない事件(涙涙)
(島根も見切れてるけど)
スタッフさんに相談したら、
恐縮しながら
「自由席に座ってください」だって。
ま、そうだよね。
先日のアグリフードEXPO大阪といい、鳥取消えかかってるな(笑)
ま、それは良いとして。
色々勉強になりました。ほんと。
特に交流会。
1人寂しいので、柄じゃないけど、ぐいぐいテキトーに話しかけてみたら、
とっても良い人たちで、楽しかったり。
そこで新鮮だったのが、
高齢化とか過疎化での困り具合が鹿野と違って「余裕を感じる」こと。
どうにか回ってるんですよ、その地域。
作物が違うし、とか、若者がそれなりに居るのね、とか、
色々な事情がその差を生み出しているのですが、
結局、「人」と「時間」だなと。
みんなが「農」に関与している度合い。
これが濃い&多い地域かどうか。
また、濃い&多いうちに、回るシステムの種を仕込んだかどうか。
これが早かったら、回るし、
薄く、少なくなってしまってからでは、このシステムはハマらない。
こうやって、
うまく絶妙に回っている地域と、
ぜんぜん回ってなくてヤバい地域。
どっちがどのくらい多いのかとか、分かりませんが、
とにかく、鹿野は少なくともヤバい地域です。
鹿野では使えないシステムを羨んでも仕方がない。
別のやり方を、鹿野にハマりそうなやり方を考えていくのみで。
でも、丸パクリはできないまでも、
こういうパクりようも無い事例の方が、却って参考になったり。
発表会本編もさることながら、
交流会、良かった。